シリンダーについて

シリンダーの概要

シリンダーは外筒、内筒から構成されており、外筒はケースに内蔵されているため動くことはありませんが、内筒は回転することが可能なつくりになっています。普段は内筒も外筒から出たタンブラーと言う障壁の役割をする部品のため固定されていますが、キーを挿しこんだ時のみ、このタンブラーが外れて内筒が回転し、デッドボルトが作動し、解錠することができます。タンブラーにも色々な種類があり、ピン状、板状、マグネットなどがあります。その中でもピン状のタンブラーを用いたピンシリンダーは、ピンの数を増やすことによってピッキングされにくいという特徴を持っています。

シリンダーを選ぶ際のポイント

シリンダーが求められるものは防犯性です。 そのため、

  • 1.不正解錠を防ぐため、より多くの鍵違い数が求められます。ピンの数を増やすことで鍵違い数を増やすことが可能となっています。
  • 2.つくりが粗い、粗悪な製品はピンと穴のクリアランスが大きく、ピッキングされやすいと言われています。
  • 3.直接的な破壊行為に耐えることができる耐久性も重要です。

以上の3つを最重要項目としてチェックすることをおすすめします。

キーの操作性

加工精度やバネのつくりによって抜き差しのしやすさが変化します。 実際に使用することができれば、ぜひ試してみましょう。